加賀友禅・牛首紬・印傳
☎ 0767-26-0131
(営業中にも出張がございます為 ご来店の際はお電話にて確認いただけますと幸いです)

【翌営業予定案内】 2024/3/30 (土) は 通常営業の予定です

帯締・帯揚

帯締の役割
お太鼓の下辺を形作ってそれを保持します。
帯締でたれの半分を胴に巻きつけている帯と、もう半分のたれの間に巻き込んでお太鼓の下の線を形作ります。
帯揚の役割
帯の上に締めるもので、お太鼓の上辺を形作ってそれを保持します。
お太鼓の上のカーブを型崩れなく保持するための帯枕をを包んで、体に結び、定位置に保持します。

帯締、帯揚ともに見た目のアクセントにもなるものです。
帯締、帯揚の組み合わせに迷い始めたら、直感を大切に一度はじめに戻ってみるのも大切です。

シック(chic)なアイテム

【厳選良品】 江戸組紐 角朝組


・ほどよいやわらかさと緩みにくさ。締め心地に定評があります。
・房がバラバラにならず、すっきりしています。(江戸組紐の撚り房は先が奇麗に揃っていてきれいです。)

基本の帯締として江戸組紐の角朝組をお薦めしています。
冠組は帯締めが目立つことなく全体がすっきりとしたした着姿となりますが、少し細く、当店の取扱う呉服にはこちらのほうが落ち着くように思います。

無地とボカシを取り扱っています。
サイズ:約巾: 約1.3cm 長さ:150cm(房含まず)
素 材:絹100%(純国産糸ぐんま200 を使用しています)
製組地:日本
房 :撚り房仕上げ


✽撚り房とは糸を撚ってある房のことです。
糸の先が小さなループ状になっているのが特徴で、撚返し房とも呼ばれます。
撚り返し房は何十年でもそのままの形を保つことができるのが特徴です。


帯 締

帯締めは大きく分けて、組紐・丸ぐけに分けられます。
明治の終わり頃までは丸ぐけの帯締めが主流でしたが、その後は組紐が主流となりました。
組紐には平組(高麗組、笹波組、唐組)、角組(江戸組、洋角組、冠組)、丸組などがあります。
平組は最も格が高いとされ、幅広のものは礼装向きとされています。

良い帯締は、一度結べば締まってほどけにくく、脱ぐ時にほどこうとすれば簡単にほどけるものです。
当店では「青木健太郎商店」(京組紐)、「前沢くみひも」「中内工房」(伊賀組紐)、「平田紐」(江戸組紐)
を中心にお取り扱いしています。

普段使い(しゃれ着、略礼装)

小紋、御召、紬、付下げ、色無地まで幅広くお使いいただける帯締として冠組の帯締をお薦めしています。
無地、リバーシブル等をご用意しております。

【厳選良品】京組紐 冠 組


当店のお客様は「少し寂しいかな」と感じられる方が多いようですが、冠組は関東では好まれる帯締で、紬、小紋から色無地くらいまでに夏でもよくお締めになる帯締です。

「無地」「リバーシブル」を取り扱っています。
サイズ: 巾: 1.3cm 長:162cm
素 材:絹100%
製組地:日本
 房 :撚り房仕上げ


礼装用帯締

正礼装、準礼装には金糸を使った、普段使いの帯締より少し幅の広い平組の帯締が、
より礼装感を醸し出すのではないでしょうか。

伊賀組紐 高麗組


振袖には「青木健太郎商店」の幅広の平組の帯締をお薦めしています。
通常の礼装用に比べ、わずか5厘ほどの違いですが、盛装感、インパクトが違います。


夏の帯締

夏の帯締めは透け感が多く涼しげに見えるものが多くありますが、
レースのような「やわ」な組み方ゆえにいざ締めると伸びてしまうものも多いのが現状です。
中には「特に夏物の帯締というのは作っていない」とおっしゃる老舗メーカーさんもあります。
そような場合には暑苦しく見えない、「細め、涼しげな組み、涼しげな色」の帯締を用います。



当店が夏にお薦めする帯締は、しっかりした組み方で、礼装用にも安心してお締めいただけるとご好評いただいています。

帯 揚

【厳選良品】 新小石丸 帯 揚


節が少なく、繊度ムラのない新小石丸生地を使用した帯揚です。
しなやかさと張り、上品な光沢があって、奇麗に形が整う帯揚として好評です。

振袖用 帯 揚